食品表示検定とは?
食品表示検定は、品質や安全性を見極める上で欠かせない、大事な情報である食品表示を理解するために、食品表示の知識を深めることを目的として一般社団法人 食品表示検定協会が主催する民間の検定試験です。
食品表示は事業者によってばらつきがあり、法制度の改正などにより整理されてきてはいるものの、まだわかりにくくなってしまっているのが現状です。そんな「食品表示」に対する理解を深めることは、流通業者だけではなく私たち消費者にとっても有用な知識と言えます
検定は初級から上級まで三段階ありますので、家族やお子様のために食品表示についての知識を深めたいという方は、初級だけでも学習を検討してみてはいかがでしょうか。
試験の概要【食品表示検定】受験資格・申込方法・合格率など
受験資格 | 【初級・中級】誰でも受験可能
【上級】中級合格者 |
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申込期間 | 試験の約2ヶ月前締め切り |
申込方法 | インターネット、郵送、FAXのいずれかで申し込む。
※上級と団体もう塩k味に関してはインターネットのみ |
受験日 | 【初級・中級】6月上旬 11月中旬
【上級】11月下旬 |
受験料 | 【初級】4,900円
【中級】8,200円 【上級】20,600円 |
受験者数(合格率) | 【初級】6,578人(約64%)
【中級】8,308人(約58%) 【上級】760人(12.1%) |
試験地 | 概ね主要都市では実施するが、開催会によって変動するため文末の公式サイトを参照ください |
試験内容 | 【初級】試験時間:90分 マークシート 70/100で合格
改訂5版・食品表示検定 認定テキスト・初級からの基礎知識と、それを理解したうえでの応用力を問われる。 【中級】試験時間:90分 マークシート 70/100で合格 改訂6版・食品表示検定 認定テキスト・中級からの基礎知識と、それを理解したうえでの応用力を問われる。 【上級】試験時間:150分 マークシート・記述式 80/100で合格 食品表示全般に対する試験であり、法令、ガイドライン、Q&A等から出題します。 |
食品表示検定について覚えておきたい
食品表示検定は業界関係者のみならず、一般消費者にとってもメリットがあります。食品表示の意味を理解することで、「安心・安全」な食品を選択できるようになるのもその1つと言えます。
また中級クラスになると、食品業界での開発や品質管理を担当されている方もうけるというほどの専門性を身につけられます。生活と密接する”食”という分野の知見を深めることは健康にも深く関わってきます。
食品表示検定の転職への有用性
食品表示検定は食品や流通業界に在籍している方が多く受験される資格です。また受験者数からみても業界内では、ある程度の知名度を得られていることが考えられます。
そういった背景から、同業界への転職やスキルアップ、キャリアアップも含め、可能性が広がることが期待できます。
食品表示検定の資格取得におすすめなテキスト
食品表示検定のおすすめのテキストは公式のものになります。
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食品表示検定まとめ
食品表示検定は、日々の生活には欠かせない”食”に関する検定試験です。食べるという行為自体、当たり前のこと過ぎて振り返ることも少ないのが事実かと思います。ですが、その食品は本当に安全なのでしょうか。
昨今では、事業所も消費者の意識も高まっており、昔のように人体に悪影響のあるものが使われていたなんてことはあまりないかと思いますが、私たち消費者がそれをもっと意識していくことで、より安全性の高い食品が流通するのではないかと考えます。
食に関心がある方は、積極的に取得を志してみてもいいのではないでしょうか。
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