世界遺産検定とは?
世界遺産検定は、ここ最近注目されているようで、受験者数は年々右肩上がりで推移しています。主催は世界遺産検定事務局が行っており、4級〜2級までは誰でも受験が可能な試験となっています。
世界遺産についての知識や理解を深めることは、やがて、その周辺の歴史的背景も学ぶことにつながると考えます。芸能人でも俳優の鈴木亮平さんや、筋肉アイドルとして活躍する才木玲佳さんなども取得しているようです。
名前だけですと、趣味的な要素が強いのかと感じてしまいますが、文部科学省が後援を務めるなど、趣味の域にとどまらない本格的な試験となっております。
試験の概要【世界遺産検定】受験資格・申込方法・合格率など
受験資格 | 4〜2級:誰でも受験が可能
1級:①2級認定者 or ②2007年までの初級試験における「シルバー」も対象 マイスター:①1級認定者 or ②2008年までの中級試験における「プラチナ」も対象 |
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申込期間 | 試験日の約2ヶ月前締め切り(要確認) |
申込方法 | インターネットからのお申込み
郵便局からのもう申し込み ※郵便局からの申込みは現状、7月と12月の試験のみ対応 |
試験日 | 2月下旬 7月上旬 9月上旬 12月上旬
※年によって変動があるため、受験を希望される年のご確認をおすすめします。 |
受験料 | 【4級】:3,000円 【3】級:4,500円 【2級】:5,500円 【1級】:9,700円
【マイスター】:19,000円 |
受験者数(合格率) | 【4級】:1,306名(82.9%) 【3級】:3,695名(81.2%) 【2級】:2,145名(55.9%) 【1級】:1,073名(20.3%) 【マイスター】:35名(45.7名%) |
試験地 | 回によって実施しない会場などがあるため、都度確認が必要です。
おおむね主要都市では開催する見込みのようです。 |
試験内容 | 【4級】世界遺産の見方を知り、日本を中心とする世界の有名な遺産を通して世界の広さを学ぶ(出題対象:日本の全遺産+世界の有名な遺産32件)
マークシート方式で50問を50分で実施 合格基準は60%以上 【3級】世界遺産条約の理念を理解し、地理や歴史に登場する代表的な世界遺産の価値を学ぶ(出題対象:日本の全遺産+世界の代表的な遺産100件) マークシート方式で60問を50分で実施 【2級】世界遺産条約の理念や関係機関について理解し、各地域を代表する世界遺産の多様性を学ぶ(出題範囲:日本の全遺産+世界の代表的な遺産300件) マークシート方式で60問を60分間で実施 【1級】世界遺産条約の理念や諸概念、関係機関について理解し、世界の全遺産の普遍的価値を学ぶ(出題対象:世界遺産全件) マークシート方式で90問を90分で実施 【マイスター】世界遺産条約の理念や諸概念を理解し、世界遺産に関する諸事象について自分の意見をもつ(出題対象:世界遺産全件) 3問の出題に対し論述で解答。時間は120分。 ※各級とも、点数調整が入る場合があります |
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世界遺産検定について覚えておきたい
世界遺産も年々増えていくため、1級認定者の方を対象とした、知識のブラッシュアップ試験の”1級リスタ”という試験も用意されています。
ほかに、受験の認定者を対象とした特典がいくつか用意されており、一例を述べますと、東武ワールドスクエアの入場料が500円引きになるなどのお得感も味わえます。
世界遺産検定の転職への有用性
世界遺産検定は全国230以上の大学・短大の入試で優遇措置が受けられるそうです。たしかにビジネスの場のコミュニケーションにおいても、教養を見せつけられるチャンスではないでしょうか。
とくに旅行関連業には、世界遺産検定を社内推奨資格として採用している会社も見受けられますので、そういった会社への就職、転職には有利に働くかと考えられます。
世界遺産検定の資格取得におすすめなテキスト
世界遺産検定のおすすめのテキストはこちらです。
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世界遺産検定まとめ
世界遺産検定については、ご理解いただけましたでしょうか。受験者アンケートにおると、受験理由の第1位は「世界遺産が好きだから」という解答だったそうです。少しでも興味があったり好きという思いがあるのであれば、知識を体系的に身に着けられる世界遺産検定を受験してみてはいかがでしょうか。
世界遺産を知ることで、世界の動きがよくわかったり、旅行が楽しくなったりというメリットもあるようですので、興味のある方は、下記の公式サイトでも見てみていただければ。
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