カラーコーディネーターとは?
カラーコーディネーターは、生活やビジネスの様々な場面で役に立つ、実践的な色彩の知識を学ぶことができる商工会議所主催の公的な検定試験です。
普段生活する上で、色に着目することはさほど無いかもしれませんが、色の使い方次第で商品の売れ行きが変わることや、気分が高揚するなんてことはよくあることです。実は私たちの消費も色によって変わっている場合すらあるのです。
とくに色を意識して巧みに集客している企業の代表として、マクドナルドが挙げられますね。赤と黄色という色は、注意を引きつつ人の足を止めるのに有効とされています。今ではマクドナルドのコーポレートカラーといっても過言ではないですね。
少し話が逸れてしまいましたが、それだけ”色”は街中に溢れておりますし、色が消費者心理に与える影響なども盛んに調査されています。そんな”色彩”の効果を学ぶことで、多種多様なビジネスや生活に潤いを与えることが可能になるのではないでしょうか。
試験の概要【カラーコーディネーター】受験資格・申込方法・合格率など
受験資格 | 誰でも受験可能 |
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申込期間 | 【3・2級】3月下旬〜4月下旬、9月中旬〜10月中旬
【1級】9月中旬〜10月中旬 |
申込方法 | インターネット、もしくは電話で受験の申し込み登録 |
試験日 | 【3・2級】6月中旬、12月上旬
【1級】12月上旬 |
受験料 | 【3級】5,340円
【2級】7,480円 【1級】9,620円 |
受験者数(合格率) | 【3級】7,194人(58.5%)
【2級】3,648(35.1%) 【1級】535(37.1%) |
試験地 | 全国各地 |
試験内容 |
【3級】 3級公式テキストに該当する知識と、それを理解した上での応用力を問います。
【2級】 2級公式テキストに該当する知識と、それを理解した上での応用力を問います。
【1級】 1級公式テキストに該当する知識と、それを理解した上での応用力を問います。
第1分野「ファッション色彩」
第2分野「商品色彩」
第3分野「環境色彩」
一部公式サイト引用 |
カラーコーディネーターについて覚えておきたい
カラーコーディネーターは、あらゆる業種業界に活かせる資格です。アパレルやインテリア業界、WEBデザイナーや小売業など、ほかにも”色彩”を戦略的に活用できる業界は本当に多岐にわたります。
またカラーコーディネーターを学ぶことによって、相性の良い資格(インテリアコーディネーターやWEBデザイナー)などもありますので、相乗効果が期待できると考えます。
カラーコーディネーターの転職への有用性
カラーコーディネーターは、あらゆる業界に共通する知識と言えます。とくに感性が必要になってくる業界にとって、キャリアアップ、スキルアップに有効であると考えられますし、そういった業界の転職活動には有効と言えます。

カラーコーディネーターの資格取得におすすめなテキスト
カラーコーディネーターは公式のテキストが基本にります。
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カラーコーディネーターまとめ
カラーコーディネーターは、幅広い職種の方にとって有用な資格と言えます。受験者の業種を見ても、建設業、製造業、デザイン・設計業、卸売業、運輸・通信業と一見関係のなさそうな業種の方が受けていることからも理解できますね。
また2020年6月よりカラーコーディネーター検定試験が全面改訂になるようですので、実施された際には更新したいと思います。
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