登録販売者とは?
登録販売者とは、2009年より施行された改正薬事法の中で定められた医薬品販売の専門家のことです。
2009年までは薬剤師にしか認めていなかった一般用医薬品の販売でしたが、新しくその一部を販売できる資格者として登録販売者が認められ、2008年春より都道府県による試験が実施されています。
登録販売者の主な業務としては、購入者等の状況を観察・聞き出しなどから、その状況を踏まえて必要な情報提供や相談対応を行うことにより、適切な医薬品の選択を支援することです。
いまでは、制度が施行された当初よりは注目度が下がっているものの、いまだ有用な資格ですし国家資格のためおすすめできます。
試験の概要【登録販売者】受験資格・申込方法・合格率など
受験資格 | 誰でも受験可能 |
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申込期間 | 各都道府県により異なる |
申込方法 | 各都道府県にて確認が必要 |
試験日 | 各都道府県により異なる |
受験料 | 各都道府県により異なる。東京都の場合:13,600円 |
受験者数と合格率 | 4,556人 42.7% |
試験地 | 公式ホームページにて確認が必要(各都道府県の薬務主管課) |
試験内容 | 合格基準
1 総出題数(120問)に対する正答率が7割以上(84点以上)であること 試験内容 午前 ①医薬品に共通する特性と基本的な知識(20問) ②人体の働きと医薬品(20問) ③主な医薬品とその作用(40問) ④薬事関係法規・制度(20問) ⑤医薬品の適正使用・安全対策(20問) 午後 ⑥主な医薬品とその作用 ⑦医薬品の適正使用と安全対策
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登録販売者について覚えておきたい
登録販売者は販売従事登録申請というものを行う必要があります。販売従事登録申請は、従事する薬局、店舗販売業又は配置販売業を所管する都道府県にて行う必要があります。登録については、登録を予定している道府県庁にお問合せください。
登録販売者の就職・転職への有用性
冒頭も申しましたが、以前ほどではないにしろ、ドラッグストアなどでは重宝される資格です。またコンビニエンスストアなどでも需要があります。パートだったとしても時給で100円~200円程度変わるようですので、パートやアルバイトなどを検討の方にもおすすめの資格と言えます。
勉強方法としては独学も一定数いるようですが、生涯学習のユーキャンなどでも講座があるようですので確実性を狙うのであればそちらをおすすめします。合格率は低くはないものの、合格基準点が高めのためしっかりとした対策が必要ですので。
登録販売者おすすめの学習サイトとテキスト
学習の手助けになるであろうサイト
こちらから
公式サイトで昨年分の過去問がすべて公開されているので、こちらを見て雰囲気をつかんでいただけたら。
おすすめのテキストはこちら↓
登録販売者まとめ
登録販売者は、就職や転職、収入アップのためだけではなく、あなたの生活にも活用できるであろう有用な資格です。生活に身近な医薬品の知識を得ることで、自分自身が保健衛生上の問題などを回避することができます。
独学で不安な方は、ぜひ信頼位と実績のある生涯学習のユーキャンを活用してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。