自衛官候補生とは?
自衛官候補生は、採用されると「自衛官候補生」(特別職国家公務員)に任命され、必要な基礎的教育訓練に専念する新しい採用制度です。自衛官候補生として所要の教育を経て3ヶ月後に2等陸・海・空士(任期制自衛官)に任官されます。
任期制自衛官とは、陸上自衛官は1年9ヶ月(一部技術系は2年9ヶ月)、海上・航空自衛官は2年9ヶ月を1任期(2任期目 以降は各2年)として勤務する隊員のことです。教育訓練を受けた後に各部隊・基地等に配属されます。約9ヶ月後、1等陸・海・空士に昇任し、さらに1年 後、陸・海・空士長に昇任します。
平和な世界が訪れるのが最良ですが、あらゆる不確実があるのも事実です。国の平和を維持するために尽力したいという方にとっては、とてもやりがいのある仕事ではないでしょうか。
試験の概要【自衛官候補生】受験資格・申込方法・合格率など
受験資格 | 18歳以上33歳未満 ただし、32歳の者にあっては、採用予定月の1日から起算して3月に達する日の翌月の末日現在、33歳に達していない者に限る。 |
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申込期間 | 年間を通じて受け付けています |
申込方法 | 電話または地方協力本部ページ |
受験日 | 受付時に指定あり |
受験料 | ー |
受験者数(合格率) | 受験者数:28,844人 合格率:25.5% ※2019年時点 |
試験地 | 受付時に指定 |
試験内容 | 筆記試験(国語、数学、地理歴史及び公民、作文)口述試験身体検査自衛官候補生採用要項⇒詳細
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自衛官候補生について覚えておきたい
数年前に受験資格の年齢が引き上げ(27⇒33歳未満)られたため、ある程度の社会人経験を経た後でも挑戦が可能となっております。
「自衛官候補生指定講習会」の講義と実習を全50時間受講することで、資格の取得が可能となっています。この指定講習会の指定事務は各都道府県が行います。
自衛官候補生の転職への有用性
自衛官候補生は、どちらかというと業界に在籍している方むけの資格かと思いますし、会社側から指定されて行く場合が多いかと思いますが、少しでも興味のある方は、自ら志願して行かせてもらうのも選択肢の1つではないでしょうか。
任期満了時にも選択の余地が残されておりますし、自衛隊で培った経験を評価してくれる企業も多いようですし、再就職の支援も積極的におこなってくれるようですので、安心して任務に当たれると考えます。
自衛官候補生の資格取得におすすめなテキスト
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自衛官候補生まとめ
自衛官候補生は、不確実性の高い現代社会において重要な役割を担うことでしょうし、今後の平和維持活動においても欠かせない役割だと考えます。
危険な仕事を伴いますので、中途半端な気持ちでの挑戦は出来ませんが、災害時の人命救助などは、人々に頼られ感謝される、やりがいのある任務と言えるのではないでしょうか。
年齢制限はありますが、様々な事が学べますし、あらゆる資格を取得する機会にも恵まれますので、興味ある方は検討してみて下さい。
ご覧いただきありがとうございました。
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