高圧ガス製造保安責任者とは?
高圧ガス製造保安責任者は、9つの免状に分かれており、いずれかの交付を受けた方は、それぞれ定められた経験を有している場合に限り、事業所等の保安統括者等又は販売主任者に選任されて、その種類ごとに定められた範囲の職務を行うことができます。
高圧ガスの製造所などでは処理能力に応じて、資格保持者の配置義務が必須となりますので、専門性の高い重要業務と言えます。また保安責任者などになるためには、所定の実務経験が必要になります。
試験の概要【高圧ガス製造保安責任者】受験資格・申込方法・合格率など
受験資格 | 誰でも受験可能 |
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申込期間 | 例年:8月下旬〜9月上旬 |
申込方法 | 郵送またはインターネット |
受験日 | 例年:11月中旬 |
受験料 | 甲種化学・甲種機械・第一種冷凍機械:各13,000円(ネット申し込み12,400円)
乙種化学・乙種機械・第二種冷凍機械:各9,000円(ネット申し込み8,500円) 丙種科学(特別・液石):各8,400円(ネット申し込み7,900円) |
受験者数(合格率) | 近年の合格率
甲種化学:56.7%、甲種機械:52.9%、乙種化学:46.2%、乙種機械:42.1%、丙種(液石):40.9%、丙種(特別):46.6%、第三種冷凍:46.5%、第二種冷凍:47.2%、第一種冷凍:62.8% |
試験地 | 甲種、第一種冷凍機械:札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、高松、福岡 など
乙種、丙種、第一種以外の冷凍機械:全国の約65ヶ所 |
試験内容 | 法令・保安管理技術・学識の3科目(ただし、第三種冷凍機械には学識はありません。)
各種科目により試験内容が異なる。また所持する資格や協会の公衆により、試験科目が一部免除される。 詳しくはリンクをご参照下さい。⇒試験の概要 |
高圧ガス製造保安責任者について覚えておきたい
高圧ガス製造保安責任者の免状は9種類ありますが、試験によって実施者が異なります。
具体的には、甲種化学責任者免状に係る試験、甲種機械責任者免状に係る試験、第一種冷凍機械責任者免状に係る試験に関しては経済産業省で、その他の免状の試験に関しては都道府県知事が実施主体となります。
そのため、試験合格後の免状請求もそれぞれ異なりますのでご注意下さい。
高圧ガス製造保安責任者の転職への有用性
高圧ガス製造保安責任者は、誰でも受験できますし、生活インフラに欠かせないガスを取り扱うため、そういった業界に就転職を希望するのであれば、有効なものと言えるのではないでしょうか。
また所定の実務経験を積んでいれば保安責任者になれますので、収入アップやキャリアアップが可能になると考えます。業界内外問わず取得して損のない資格です。
高圧ガス製造保安責任者の資格取得におすすめなテキスト
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高圧ガス製造保安責任者まとめ
高圧ガス製造保安責任者は、製造所の処理能力に応じておのおの配置しなければならないため、資格を所持していればそれなりに就転職のチャンスがあります。
業界内に在籍している方にとっては、所持する資格や協会の講習により、試験科目が一部免除される制度もございますので、下記に公式サイトのリンクを貼っておきますので、ご確認頂ければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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