介護支援専門員(ケアマネージャー)とは?
介護支援専門員は、介護保険制度においてケアマネジメントを行う専門職とされています。
居宅介護支援事業者(ケアマネジメント事業者)や介護保険施設などに所属し、介護や支援を必要とする者が適切なサービスを受けられるよう、要介護認定の代行・訪問調査、介護サービス計画(ケアプラン)の作成からサービス実施状況の把握、費用や利用者負担分の給付管理などを一括して行います。
試験の概要【介護支援専門員】
受験資格 | 保健・福祉・医療分野で通算5年かつ900日以上(業務によっては、10年かつ1,800日以上)の実務経験を有する方 |
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申込期間 | 各都道府県により異なる |
試験日 | 10月上旬 |
申込方法 | 5月下旬~6月下旬まで、福祉関連施設(各都道府県により異なる)で試験案内が配布される |
受験料 | 7100円~9200円程度で各地異なる |
受験者数と合格率 | 124,585人 13.1% |
試験地 | 各都道府県の指定した場所 |
試験内容 | 5肢複択式の筆記試験(120分)
【介護支援専門分野】(25問) ①介護保険制度の基礎知識 ②要介護認定制度の基礎知識 ③居宅・施設サービス計画の基礎知識など 【保健医療福祉サービス分野】 ①保健医療サービスの知識など(基礎)15問 ②保健医療サービスの知識など(総合)5問 ③福祉サービスの知識など 15問 |
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覚えておきたい
都道府県が実施する介護支援専門員実務研修受講試験に合格後、実務研修を受講し、研修修了章の発行を持って資格取得となります。
受験資格が必要となる資格で、医療・保健・福祉分野での専門職実務経験5年以上などが必要とされています。
日本は先進国の中で最も早い段階で超高齢化社会が訪れています。
最近注目されているエッセンシャルワーカーで社会貢献性も高く、また市場の需要も高い状況です。
参考テキスト
実務要件が必要なこともさることがながら、合格率もさほどよくないため、通信教材などの活用を検討されるのがベターかと思います。
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まとめ
介護支援専門員(ケアマネージャー)は資格の福祉部門では、もっとも受験者数が多く人気です。
なかなか厳しい受験資格を設けているにも関わらず、これだけ受験者数が多いということは、業界である程度の条件を引き出すためには、かなりの武器になるということかと思います。
合格率も決して高くないため、忙しい中も的確な計画のうえ実施が必要ですが、今後の日本にとっては将来性の高い資格と言えるでしょう。
また、情報が入れば追記していきます。
それでは。。
